トランス状態の入り方はどうする?注意集中とリラックス
催眠術や自己催眠に興味を持った人でトランス状態というのに入ってみたいという風に思たけれど
実際トランス状態よく分からないという方も多いのではないでしょうか。
トランス状態というのは人によって定義が子となり、催眠術師は
「寝てるときと起きてるときの間の状態」
なんて説明することが多いような気がします。
実際のところトランス状態とは
定義とかいろいろあるようだし、、トランスに入っているかどうかというのは自覚の問題だろうし
僕自身もよく分からんと思っています。
古い書籍に外観的なトランスに入った時のサインとして書かれているのは
目元がぴくぴく動いているとか・・
手を軽く相手の視野の中で振った時に目が付いてこないとか・・
内観的な特徴は?
トランスの自覚はない感がすべてなのでこちらのほうが重要かもしれませんね。
筋力の弛緩とか、熱かんとかがあります。
総括するといつもと違った状態=トランス状態、変性意識状態・・なのだと思います
古典催眠の変性意識への誘導方法
wikiにも書いてある通り、薬とか、音楽によっても編成意識状態はおこりますし、苫米地先生の古い本なんかには絶叫することで変性意識はおこる・・
なんてこともかかれています。
しかし、古典催眠における編成意識状態というのは術師側が恣意的に被験者を変性意識状態に向かわせねばならず、そこには必ず主導権が必要になります。
つまり、変性意識に催眠術師側が働きかけることなしに被験者が勝っ手に入っても
その後の誘導が何もできなくて意味がないということですね。
催眠術師が被験者をトランス誘導するには二つの方向性があり、それが注意集中とリラックスです。
・注意集中をさせると・・
周りが見えなくなりますよね、これって負の幻覚に近いです。音が聞こえなくなるのは負の幻聴ですね。
その他、注意を集中して耳をすませば、言われてみれば風の音が波の音に聞こえてきたりとか。
いわれてみれば目の前のガラスのコップが小さい透明のバケツに似ているような気がして来たりとか・・これは正の幻覚に似ていますよね。
・リラックスさせると・・
リラックスさせると意識が下がります。被験者にとっては意図的では無いにしても、注意をする対象が少なくなるのです。
また、リラックスした状態は普段とは違いますので、体の感覚的にも普段とは異なる感覚を味わえます。
これをきっかけとして、自分のタイ感覚、感じていることに意識を向けさせて自覚させることで、さらに集中を促してトランス状態に導くわけです。
催眠術師「言ったとおりになったでしょー!」
みたいな感じですね。
まどろみ状態とは違うのか?
意識が薄れていて確かにいつもと違う意識状態ですから変性意識状態ともいえるかもしれませんが
とくにこちらに主導権が移ってはいないのでそんなに大きな誘導はできないと思います。
寝る前とか寝起きなどぼんやりしているときに暗示がダイレクトにはいりやすい傾向はありますが、
催眠術師が意図的に作り出した変性意識状態では無いので暗示を受け入れる用意ができているとは言い難いでしょう。
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